元ちとせ(嘉徳なべ加那節)

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【しまうたと伝統芸能】

概要

奄美の民謡(ウタ)の中でも、瀬戸内のヒギャ(東)節は哀調をおびた中にも明朗かつ雄大で優美といわれます。サンシン(三味線)も大バチ、小バチ、返しバチを巧みに使い、女性的で細い響きがあり、裏声との調和が見事です。
「嘉徳なべ加那節」は、瀬戸内町嘉徳集落に関係する歌で、なべ加那はノロで美人で気高い女性といわれます。歌の2番には、「彼女の死を7日祝おう」という歌詞がありますが、「祝おう」とは、「歌舞であの世におくろう」という意味です。嘉徳には、この女性の立派な墓があります。
この瀬戸内町嘉徳出身の唄者元ちとせは、平成6年(1994年)15歳で奄美民謡大賞新人賞を受賞。年齢を超えた歌唱力には定評があります。奄美の島唄の次代を担う唄者の一人。CDも出しています。写真は嘉徳集落。

歌詞

ハレーイ 嘉徳なべ加那やぃ
イヨーヤレー 如何(いきゃ)しゃる
生(ま)れしちが ヨーイ
〔スラヨイサヌヨイヨイー〕
ハーレーイ 如何(いきゃ)しゃる
生(ま)れしちが ヨーイ
〔ハーレイ 如何(いきゃ)しゃる 生れしちがヨーイ〕
ハーレイ 親に水汲まち
イヨーヤレー 座(い)ちゅてぃ 浴むぃろや シュライー
〔スラヨイサヌヨイヨイー〕
ハーレーイ 座(い)ちゅてぃ 浴むぃろや シュライー

※〔〕は相手方ハヤシ 以下の歌詞省略

歌意

嘉徳のなべ加那は、どのような生まれなのだろう。親に水を汲ませて、自分は座していて浴びる。

お問い合わせ

瀬戸内町教育委員会 0997-72-1111

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