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拝啓 田中一村記念美術館が開館翌年2月に初めて奄美大島に参りました。
原画の大きさと迫力,繊細さに感動しました。栃木蔵の町美術館では,栃木市ゆかりの画家の展覧会に行き,「アダンの木」「クワズイモとソテツ」の原画を目の前に見ることが出来ました。
5月,桐の花がどこへ行っても見事に咲いており,栃木の名産品の木だと知りました。
その日は真夏の陽気で,他の同行者達が散策している間,私は山本有三記念館で,バテてしまった身体を休めていました。
ふとみると投句箱と用紙がありました。徒々に句を考えていると,一村さんの絵と,桐の花の色の美しさが,目の奥に画像のように残っていることに気づきました。
一村の絵をたずね来て桐の花
という句を箱に入れました。1ヶ月後,栃木市俳句協会から郵便が届き,開封すると,入選句がたくさん印刷されていて,私の句が,思いがけず特選になっていました。
当時,暉峻康隆先生に師事して俳句を学び始めた時でした。今日,桐の花とオナガの画を見て,思い出しました。かしこ。
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ペンネーム:関澤 澄子 年齢:58歳
職 業:キミ子方式講師 |
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